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不登校のお悩み解決に、家庭や学校でできる不登校の防止、対応、解消法一覧【記事まとめ】

まとめ記事
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 不登校という時期は、子どもにとっても家族にとっても、大変な時期になります。
 しかし、不登校については、誤解があったり、適切な対処方法が分からなかったりするご家庭は非常に多いです。
 そこで、今回は私の知る、不登校に関わる知識をご紹介します。

小学生が不登校になる理由

 小学校で子どもが不登校になる原因としては、以下のようなものがあります。

  • 勉強へ対応できない
  • 子どもの幼さが原因となっておきる、友達関係のトラブル
  • 不安障害

 1年生になりたての子など、保護者と離れることができずに、学校に行けなくなることもあります。
 その際に言われるのは、「母親のせい」と言われることがありますが、子どもが保護者と離れることができない「分離不安障がい」の裏には、学校が怖いという「社会恐怖」、友人関係や勉強のこと等を悩みすぎてしまう「全般性不安障がい/過剰不安」も原因として潜んでいることがあるのです。

 また、中学年、高学年になると、子どもの発達のばらつきから、勉強や人間関係に課題が出てくることがあります。
 それらもまた不登校の原因となることがあります。

中学生が不登校になる理由

 中学校の子どもの不登校の要因のとして一番割合の大きいものは「無気力や不安」です。
 それ以降「友人関係の問題」「あそび・非行」「学業不振」と続いていきます。
 子どもの不安には友人関係や学業不振も関係していること、SNSによる「つながり依存」が不安障害のきっかけになっていることもあります。

 より詳しい内容は以下の記事に記載しています。

不登校を解消するために家でできること

 子どもが休みたい気持ちを受け入れてあげることが基本です。
 ここで大切なことは、子どもが気持ちを言葉で表現できるようにしていくこと

※子どもが表現する、というのは親が「いじめられてるの?いつ?誰に?」「はっきり言ってよ!」と問い詰めるような質問をして答えるのではなく、「今日〇〇があって嫌だから休みたい」「今日はだるいから、休みたい」と自分から自発的に話すことを言います。

 そんな中で「甘ったれるな」「そんなことで」などの言葉が多いと、子どもは「親は分かってくれない」という気持ちを持つことになり、気持ちを表現できなくなります。
 それは不登校の解決が難しくなる要因になります。
 
 ここでの対応として、子どもには「そっか、じゃあしばらく休むとして…。これからどうしようか」と休みたいという気持ちを受け入れつつ、子どもに考えさせながら変化を促していく方法がよいかと思います。

 以下の記事では家庭でのルール作りや、子どもが成長する上で、ポジティブになれるようにするための関わり方について紹介しています。

 上の記事の続きとして、不登校の解消を目指してどうしたらよいか、その1つの方法について以下の記事でご紹介しています。

 子どもが学校に復帰する理由やタイミングは人それぞれです。
 この記事では不登校の原因を取り除く方法や考え方、学校以外の道もあることを紹介しています。

不登校を解消するために学校で取り組むこと

 子どもが不登校になる前段階として、不登校傾向(行きしぶり)というものがあります。
 この期間に対応ができるかによって、不登校になるか否かが変わってくることがあります。
 では、子どもが行きしぶりになってしまった場合、教師はどのように対応したらよいのでしょうか?

 教師一人で解決できない問題もあるかと思いますので、個人ではなく、学校、社会全体で対策できるようにしていきたいですね。

 より詳しい内容は以下の記事に記載しています。

不登校につながる発達障害の種類

 不登校という問題は教育の問題として、親も学校も悩むものです。
 その不登校についての論文を調べてみると、研究によっては、不登校事例の 40%以上(研究によっては、57%という場合もあるが、これは検証場所によって当然数値が変わる)が発達障害であったと述べています。
 このことから、発達障害と不登校には大きな関係がある場合があるということが分かるでしょう。

 以下の記事ではそんな発達障害について、引用文を載せつつ、かみ砕いて説明しています。

不登校を経験したから言いたいこと

水降
水降

筆者である私、水降(スイコウ)は小学校4年〜中学校3年までの6年間不登校をしていました。

その後、定時制高校→国立大学を経て、小学校の教諭になり、8年間勤めた経験があります。

 不登校を克服して言えることは、「不登校を経験して良かった」ということです。
 しかし、そう考えられるようになったのは周りの人の支えがあったからでしょう。
 皆さんが不登校のお子さんの支えになってくれることを願います。

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