本を読んでも、文字がなかなか入ってこない方へ
人それぞれ個性がある中で、文章を読むのが苦手な人というのは一定数います。
小学校の教員時代、私の担当するクラスにも、文章を読むのが苦手で、音読の際に、たどたどしくなったり、違う行を読んでしまったりする子どももいました。
今回はそんな文章を読むのが苦手な人に向けた、リーディングトラッカーの作り方を妻に協力してもらいながら紹介します。
↓完成品

リーディングトラッカーの作り方
材料
- クリアファイル(半透明で自分にとって文字が読みやすい色を選びましょう)
- マスキングテープ(柄がないシンプルな物が良いです、百均がオススメ)
- カッターナイフ(はさみでも可)
- カッターマット(はさみを使うときは不要)
作り方
① 幅が3cmになるように切ります。
(小さい子どもが使う場合や文字の大きさによっては、幅を広くしても良いです。今回は文庫本を想定しています。)

② 2枚が引っ付いているときは、1になるように、引っ付いている部分を切ります。

③ 使いたい本の大きさに合わせて切る。
(文庫本なら17cmくらいがよいです。最大でA4サイズになります。)
このとき、角を丸く切っておくと、手に優しいつくりになります。

④ 真ん中に1cm程度の幅ができるように、マスキングテープを貼る。
(文字の大きさによって、幅を太くしてもよいです。)

⑤ はみ出た分を折り返す。

⑥ 余分な部分を切る。

⑧ 完成!
(簡単でしょう?)


おわりに
今回はリーディングトラッカーの作り方を紹介しました。
実際に買うと数百円しますので、作った方がはるかに安いですし、幾つもできるので、家用、外出用、学校用、職場用と備えておくことができるでしょう。
材料も百円均一ショップなどで簡単に手に入るものばかりですので、是非作成されてみてください。
コメント