幼稚園、保育園で行われている食育の取り組みと我が家の家庭菜園
4月19日は「食育の日」です。
食育とは、私たちが食べている食べ物はどこから来るのか、どうやって育てているのか、などの「食」に関する学習を通して成長させていくことを表しています。
今回は、保育園で行われている食育について、そしてお家でもできる食育の実践例についてご紹介いたします。
↓今回の内容
- 幼稚園、保育園で行われている食育
- おすすめできる、我が家で行っている食育に関わる家庭菜園
幼稚園、保育園で行われている食育
みなさんは、幼稚園、保育園時代の食育の記憶はありますか?
私は芋ほりをした経験を覚えています。
まぁ、芋ほりと言うよりは、大きな芋を持って帰ってきたけれど、実は中身が腐っていたという経験ですが。
そのそのエピソードが強烈すぎて、印象深かったのでしょう。
芋の天ぷらが美味しかったのも、今や懐かしい記憶です。
さて、研究によりますと、三重県の話にはなりますが、幼稚園や保育園で取り組まれている食育の取り組みとしては、先に挙げた芋ほりだけではなく、お米や野菜を育ててみる、収穫してみるなどの体験を行っているようです。
他には、食事のマナーを身に着けさせる、料理の体験をさせる、絵本を使った学習をさせるなど、様々な方法でもって体験をしているようですね。
食べ物に、食べ物を作ってくれた人に、両親に感謝する。
そんな機会を作ってくれているようです。
特に、行っている割合が高い物として、野菜を育てる活動が挙げられます。
ミニ菜園のような野菜を育てる活動をしている幼稚園、保育園が93.9%の割合に上るなど、ほとんどの幼稚園、保育園で野菜の栽培を行っているようです。
私の娘が通う保育園も、ナスとピーマン、サツマイモを育てていると、娘が楽しそうに報告してくれました。
おすすめできる、我が家で行っている食育に関わる家庭菜園
さて、話は変わりますが、あと10日程で5月になります。
そろそろ夏野菜を植える時期がやってきました。
我が家では、去年に引き続き、ミニトマトを育てようと計画しています。
我が家には小さな庭があるので、今あるネギのプランター以外にも、プランターにミニトマトの苗を植え、そこで育てる予定です。
ミニトマトはとても育てやすい上に、何度も収穫ができるので夏に育てる野菜としてオススメです。
今回は、おまけに我が家で育てている中で、初心者でも育てやすい植物について、オススメを紹介しようと思います。
現在我が家で育てている中で一番のオススメは、ワイルドストロベリーですね。
栽培しやすい上に、甘酸っぱい実を年に数回収穫することができます。
それに、毎年株分けをすれば、毎年、収穫できる数が二倍、三倍と増えていきますので、イチゴが好きな子どもも、大人も嬉しい植物です。
また、ワイルドストロベリーは、ハーブに分類されており、その葉のハーブティーは神経衰弱や下痢に効き、果実は鉄分が含まれているといった特徴があります。
果実は緩下剤の作用も持ち合わせているので、便秘気味の方にも効果があるかもしれませんね。
おわりに
さて、かなり私の趣味である家庭菜園系に偏った内容になってしまった気もしますが、いかがだったでしょうか。
我が家ではここ数年、季節ごとにミニトマト、キュウリ、白菜、カブ、ダイコン、ニンジン等を育ててきましたが、今年の夏はアサガオとヒマワリを育てたいと娘が言うので、プランターの一部はそちらに使われることでしょう。
しかし、食べ物を育てていると、「そろそろ食べれるかな?」とか「(ミニトマトが)もう少し赤くなったら食べようか」といった家族の会話が生まれます。
そして、ミニトマトなどは、取ったものをすぐに洗って食べるといった活動をすることで、普段の生活では味わえない楽しさがありますね。
食べ物を取って食べる、自分で育てるといった経験は大人の我々もする機会が減ってきていると思います。
そこで、今の時期、あまり出かけられないのを利用して、夏へ向けて食べ物を自分で育ててみるのは、子どもにとっても、大人にとっても食べ物にありがたさを振り返る、良い機会になるのではないでしょうか。
参考論文
- 「三重県内保育所・幼稚園における食育の実態」2018、生川 美江、磯部 由香、鈴木 理可、加藤 静香、平島 円、吉本 敏子、西村 訓弘、三重大学教育学部研究紀要 第 69 巻 教育科学、229-234 頁
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