赤ちゃんの睡眠時間ってどれくらい?
赤ちゃんってよく寝ますよね。
睡眠は成長のためにとても大切なものだということは言うまでもないでしょう。
しかし、子どもがどれくらい寝る必要があるのか、一度に起きていてよい時間はどれくらいなのかについては疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
以下の表(論文より引用)を見てください。
一回の活動時間とは、一度起きてから寝るまでの時間です。
これを超えることはつまり、起きすぎの状態ですので、子どもを起こしたままにならないように注意しましょう。
でも、子どもの必要な睡眠時間、めちゃくちゃ長いですね!
こんなに寝かせられる自信がないですよ!
そうですよね。
あくまで目安として考えておくと良いでしょう。
特に日本では子どもの平均睡眠時間が短い傾向にあることも合わせて知っておきましょう。
日本と世界の子どもの睡眠時間の違い
ニュージーランドの寝る時間の平均が19:28!?
この時間は仕事が終わったばかりの時間なのに…、海外の生活はどうなっているんでしょう?
そうですね。
それは私も気になるところです。
とはいえ、社会的な違いはあるにせよ、日本の子どもの睡眠時間が短いのは確かです。
子どもの平均睡眠時間(11.62)と、子どもの必要な睡眠時間(3~5歳で10~12時間)をから考えてみると、おそらくほとんどの子どもが睡眠時間が足りていないでしょう。
さらに気になる文章がありましたので、引用します。
子どもに睡眠の問題があると認識している親の割合について、「欧米豪では 26%、アジア地域では 52%」であるとし、データからも総睡眠時間・就床時刻ともにアジア地域に問題が多いことがわかる。しかし、「日本はアジアのなかでも、睡眠に問題があると認識している割合は低く 20%弱」とのことで、日本人は睡眠の現状に対する危機感を持てていないことが示唆される。
(2019)葉山
子どもの睡眠時間を確保するために
睡眠に危機感…。
でも、仕事があるから仕方ないんですよ。
そうですね。
しかし、それこそが危機感がない証拠とも言えてしまうのです。
じゃあどうしたらいいのですか?
そうですね…。方法としては
・子どもが小さい内は仕事を早めに終えられるようにする。
・家事を簡略化する。
といったことが考えれます。
仕事については、働いている会社によって変わりますので、何とも言い難いです。
しかし、夕飯の料理を届けてもらったり、家事代行サービスを活用したりする、なんて方法はありかもしれませんね。
家事をしている最中に泣かれて慌てることもなくなりますから。
ええと、サイトを見ると…。
子どもが小さい内はほとんど食べられないから、大人二人で一日1500円とすると、平日のみで一ヶ月で約3万円…。
高いような、夕飯を考えなくていい分楽なような…。
そうですね、悩ましい所です。
ですので、ご家庭でよく相談して決めてくださいね。
家事を楽にするサービスの具体例
あくまで一例です。
特に、家事代行サービスは範囲が狭いので、ご自身の住んでいる地域の物を探してみてくださいね。
おわりに
今回の内容はいかがだったでしょうか。
子どもの睡眠時間というのはとても難しい問題で、子どもを早めに寝かせるためにドタバタと家事をこなす毎日です。
それぞれの家庭によって、ご家庭の都合もあるでしょうから、お父さん、お母さん方が無理をせずにいられる方法を探された方がよいかもしれません。
この記事につきましてもあくまで参考としてご覧ください。
皆さんのお子さんがすくすく、元気に成長していくことを願っております。
参考論文
- 子どもの睡眠をめぐる諸問題と眠育(2019)葉山貴美子、大阪キリスト教短期大学紀要、60、94 – 110
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