育児がつらい、逃げたい、そんなあなたへ贈る言葉
育児はきつい、辛い、しんどい、やめたい、逃げたい、泣きたい、もういやだ。
そんな目を、耳を塞ぎたくなるような言葉が頭に浮かぶことが、私にもあります。
さて、今回はそんな辛さが少しでも軽くなるように、ちょっとしたお話をしていきます。
↓今回の内容です。
- つらいのは自然なこと
- 自分にも愛を
- 一人で抱え込まないで
つらいのは自然なこと

子どもは生まれたとき、しゃべることも、立つことも、自分でご飯を食べることもできません。
そこで、子どもはお母さんを呼ぶために大きな声で泣きました。
お母さんは疲れた顔でも、子どもを抱きかかえてくれました。
キツさを乗り越えて行動するお母さんの姿、そこには確かに愛がありました。
子どもはかまってほしくて、もっと かまってほしくて、何度もわがままを言います。
あなたにもっと愛してほしいと願っています。
でも、あなたの体は一つ。
あなたの渡せる愛にも、また、体力にも限界があるのです。
自分にも愛を

自分がやらなきゃ、子どもは私が育てなきゃ…。
子どもに愛を注ぎ過ぎて、心がカラカラに枯れていませんか?
「自分を愛せない人は、人を愛せない」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。
子どもが愛を必要とするように、大人にも愛が必要です。
心が枯れてしまう前に、愛を全て子どもに注ぐのではなく、自分にも愛をあげてください。
今のあなたは自分を愛してあげられていますか?
一人で抱え込まないで

「周りに相談したい」「助けてほしい」という言葉をごまかしている方へ。
世間には、話を聞いてくれる人がいます。
夫や自分の親や、地域の人、しかし、他の見ず知らずの人でも相談に乗ってくれる人がいます。
お住まいの地域の相談窓口「子育て支援センター、保健センター等」
多くの地域では、子育てに関する相談窓口が設置されています。
「○○市 育児相談」「○○市 子育て支援」などで検索してみると出てきます。
その他にも各市町村区のホームページや、育児や保健に関わる冊子に記載されていると思いますので、確認してみて、一度電話してみるとよいかもしれません。
日本保育協会( 03-3222-2120 )
保健師や元保育園の園長など、専門の先生方が妊婦と乳幼児を対象とした子育てについての悩み相談、アドバイスを行っています。
具体的にどうしたらよいのかを聞いてもよいでしょうし、心に抱えた重りについて話してみてもよいでしょう。
自分の心が限界を迎える前に、助けを呼んでくださいね。