お風呂嫌いとさよなら、「お風呂が楽しい」と子どもが感じる習慣づくり

今日は4月26日、よい風呂の日です。
沐浴から始まったお風呂タイム、お風呂を楽しみにしている子ども、お風呂を嫌がる子ども、ご家庭によってそれぞれかと思います。
我が家ではイヤイヤ期は大変でしたが、幸いなことにそれ以降、我が家はお風呂を嫌がっておらず、「お風呂好き」と言ってくれています。
今回は「お風呂楽しいね」と、お風呂嫌いも、すっかり解決!
そんな習慣作りの方法について紹介します。
↓今回の内容
- 子どものお風呂嫌いの原因
- 子どもとお風呂遊び
子どものお風呂嫌いの原因
子どもがお風呂ギライになる原因としては、幾つかありますが、子どもがお風呂が嫌いな理由を調査した研究では、以下のような理由が書かれています。
- 湯舟ではなく、シャワーが中心である。
- シャンプーが目や口に入る。
- お湯が熱すぎる。
- お湯が多すぎる。
子どもは、シャンプーが目に入ることを嫌います(大人になっても嫌ですけどね)。
シャワーの時には、あまり泡が流れていかず、目に泡が入りやすくなってしまい、それがお風呂嫌いに繋がってしまうようですね。
長い目で見ると、頭にじゃばじゃばとお湯をかける方がいいのかもしれません。
(我が家ではシャンプーハットを使わずにお湯をかけていましたが、それが当たり前になると何ともないです)
他の理由として、お風呂のお湯の温度や量が関係しているようです。
赤ちゃんの沐浴の温度と同じくらいの温度である38度程度が子どもにとって良いみたいですね。
一緒に入っていると分かるかもしれませんが、大人にとって「こんなもんかな」と思っていても、子どもは熱がることがありますので、気にしてみるとよいかもしれません。
また、合わせて確認したいのはお湯の量です。
子どもが立ったとき、どの程度の高さまでお湯が来ているでしょうか。
子どもの肩や脇までのお湯の量が入っていると、それはお湯が多い状態になります。
立った状態では満足に体も動かせませんし、座って一休みともいきませんよね。
大人が一緒に入って、安全を見守ってあげない限りそれほどのお湯の中で、子どもがリラックスすることはできないでしょう。
とはいえ、お湯が少なすぎると、大人は冷えてしまいますので、子どもを膝に座らせるなどして、安心させながらゆっくりと入ると良いかもしれませんね。
子どもとお風呂遊び

さて、お風呂嫌いの子がいる一方で、お風呂が好きという子どもも多くいます。
楽しいと感じるお風呂での遊びとはどのようなものかお分かりですか?
その答えは単純で、親子の触れ合いがあるものです。
例えば…
- 一緒に数を数える。
- あいうえお、ひらがなを一緒に言う。
- お湯のかけあいっこ。
- ぶくぶく遊び。
- 足でばしゃばしゃ。
などでしょうか。
我が家では他にも、(近所迷惑にならない程度に)一緒に歌ったり、お湯におもちゃを浮かべたり、おままごとをしたりと、お風呂が楽しいものになるようにとしています。
娘は最初、お風呂の入浴剤のしゅわしゅわしたものが嫌いで、それに関係して、最初はタオルくらげという遊びは怖がっていましたが、今では、つつく、叩く、踏みつぶすと楽しそうにしています。
おわりに
今回の内容はいかがだったでしょうか。
子どもと楽しくお風呂に入るには、子どもにとって、過ごしやすい環境をつくってあげることが大切です。
環境を作った上で、お風呂で楽しむ時間をつくってあげることが、「お風呂って楽しい!」そう思わせる習慣につながっていきますよ!
参考論文
- 「子育て家庭における幼児の入浴習慣」(2017)園田 巌, 早坂 信哉, 井戸 ゆかり, 渡邊 智, 石澤 太市, 綱川 光男, 谷野 伸吾、日本健康開発雑誌 38 巻 p. 20-27
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