子どもの成長にも依るのですが、子どもが生まれて5ヶ月程経ちますと、ミルクだけでなく、離乳食を食べさせ始める時期になります。
(我が家では5ヶ月の誕生月丁度に始めました。)
とはいえ、離乳食を準備しようにも、最初はどうしたら良いか分からないものです。
そこで、今回は離乳食期最初に作るであろう、「おかゆ」の作り方について紹介します。
最初は十倍粥から
お米、カボチャ、人参等、子どもの離乳食期に使われる食材は沢山ありますが、まず最初は一般的な日本人の主食であるお米から始めていきましょう。
「何故お米なのか」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、理由としては消化が簡単であることや、お米からアレルギー反応が出ることが少ないことが挙げられます。
離乳食をあげる頻度としては、まずは一日1回から。
同じぐらいの時間に離乳食を食べさせるのが良いです。
アレルギーを気にするのであれば病院が開いているであろう午前中が良いのではないかと思います。
そして、7,8ヶ月で一日2回(朝、晩)、9,10ヶ月で一日3回と増やしていきましょう。
初めてあげる食材は一口だけあげてアレルギーが出ないかをチェックします。
それからの食事は一週目は十倍粥を小さじ1~2程度、二週目からはニンジンやカボチャのペーストを加えて小さじ3程度と、少しずつ食材や量を増やしながら1,2ヶ月で小さじ10程度を食べられるように徐々に増やしながら、食べさせていきましょう(子どもの発達には個人差があるので、無理に食べさせないように気を付けましょうね)。
十倍粥の作り方(炊飯器で炊き、裏ごしします)
十倍粥は文字通り、お米の10倍の量の水を入れて作ったおかゆです。
炊飯器の普通の炊飯モードで炊くことができますので、ご心配なく。
①お米の10倍の量の水を入れます。(例)お米50gなら水は500g(500㏄)

②炊飯器で炊飯ボタンを押して炊き上がるまで待ったものがこちら。

③裏ごしをします。(これから、お米以外の物も裏ごしや細かくしていく必要があるので、ブレンダーやチョッパーなどがあると便利です。)

④裏ごししたら、とてもクリーミーに見えます。これで、完成です。

⑤あとは、冷凍しておくと便利です。
写真は離乳食の保管容器、一番上が大さじ3(大さじ3は小さじ9です。我が子の月齢が7か月なのでこれも使っています)、それ以外は小さじ2ずつ入れています。使用するときは、500wのレンジで10~20秒温めます。温め足りないときは追加で温めましょう

「一食分だけ」などの少ない量を炊く場合は、大人のご飯を炊くときに、炊飯器の中に小さなお皿を入れてその中に、お米と水を一緒にいれておけば、それで炊くこともできます。
おわりに
今回の内容はいかがだったでしょうか?
子どもの離乳食を作るとなると、なかなか大変に感じる人も多いかと思います。
実際に大変なのですが…。
そこで、少しでも楽にできるように、ブレンダーやチョッパーを使ったり、冷凍ストックを作っておいたりと、試行錯誤してみてくださいね。
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参考書籍
- 月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科(2015)ベネッセ・ムック
↓は同社出版の類似本
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