おむつが早く取れる、トイレトレーニングの方法がある?

トイレトレーニングにやり方について気にしているご家庭や、「うちの子は周りと比べて遅いのよね」と心配になっているご家庭は多いかと思います。
周りでも早い子は1歳ぐらいでおむつが取れますからね、個人差の大きいところ、と分かっていつつも気になるものです。
そこで、今回は研究の結果から明らかになっている、おむつが早く取れる方法について話をしていこうと思います。
今回の記事は短いです。
0歳のときからのトイレトレーニング?

おむつが早く取れる、おむつなし育児というものがあるらしいです。
え? と思いましたよね、分かります。
これ、少し語弊があるのですが、正確には0歳の時から、子どものおしっこが出そうなときは、おまるに座らせるといった、できるだけおむつに頼らない育児の方法があるようです。
昔の日本では、1歳~1歳半におむつが取れるのが当たり前だったそうです。
それがおむつの普及と共に、トイレトレーニングが2歳くらいから始まるようになった、というのがおむつが取れなくなる原因の一つだとされています。
研究の中で親がすべき大切なことは、子どもがトイレに行きたいという雰囲気を出した時に、おむつを外して、トイレやおまるで排泄させることだと言われています。
それを行った結果、平均月齢21週で日中のおむつを外すことができ、最も早い子では3ヶ月の時におむつが外れたと記載されています。
すさまじく早いですね。
ここの研究で語られるおむつが外れるのが遅くなるポイントとしては、おしっこが出て、おむつが濡れてもおむつを変えないことが原因の一つとして挙げられています。
おしっこが出た、と子どもが教えた時にそれを放置しつづけてしまうと、子どもがおしっこに対して意識しなくなっていくということでしょう。
おむつは2回、3回とおしっこに耐えることができます。
しかし、タプタプのおむつにならないように気を付けることが大切なようです。
おわりに
今回の内容はいかがだったでしょうか。
オムツがなかなか取れずに悩んでいらっしゃるご家庭もあるかと思います。
ですが、今回の内容のようにおむつをあまり使わない育児を目指すと、なかなか大変だと思います、はい。。
しかし、この中でも、子どもがおしっこをするタイミングが分かれば、トイレに連れて行くことや、濡れたおむつを変えるといったことは意識しておくと良いかもしれませんね。
子どもの発達は人それぞれ、中には小学校でもオムツの子もいたりします。
目標は小学校入学まで、そう考えたら少しは気が楽になるのではないでしょうか。
参考資料
- 「おむつなし育児」をすると子どものおむつは早く外れるのか?2016、須藤 茉衣子, 笹川 恵美, 吉朝 加奈, 松崎 良美, 松本 亜紀, 三砂 ちづる、民族衛生、82 巻 4 号 p. 156-165
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