生後6か月頃から始まる歯磨きの方法

本日4月18日は、「いい歯の日」だそうです。
生まれたばかりの頃は、歯も生えておらず、授乳やミルクでしたので、歯磨きは必要ありませんでした。
しかし、生後6か月頃の離乳食が始まる時期には、乳歯が生えてきだします。
そうすると、歯磨きをしないといけません。
そこで、今回は、乳歯が生えだした頃の子どもの歯磨きの仕方についてご紹介します。
↓今回の内容はこちら
- 下の乳歯が2本生えてきたら、ガーゼを使おう
- 上の乳歯が2本生えてきたら、歯磨きスタート
下の乳歯が2本生えてきたら、ガーゼを使おう
最初、子どもの歯は、下の前歯が2本生えてきます。
この頃の子どもは、だ液が沢山出るので、虫歯になりにくいと言われています。
さて、この頃に行う歯磨きとしては大きく2種類、歯の汚れを落とす歯磨きと、歯ブラシに慣れさせるための歯磨きです。
最初の歯の汚れを落とす歯磨きについては、ガーゼを使います。
この頃の子どもの歯には、溝が少なく、きれいになりやすいので、湿らせたガーゼで一日に一回拭く程度でよいです。
その際には、出来るだけ機嫌の良いときを選びましょう。
不機嫌なときに、歯を触ることを習慣づけてしまうと、後々、歯磨きの際に不機嫌な気持ちを思い出して、歯磨きを拒否してしまう可能性があります。
二つ目の歯ブラシに慣れさせる歯磨きとは何かというと、単に乳児用歯ブラシを口に加えたり、噛んだりしながら、その感触に慣れさせるといったものです。
あくまで慣れることを目的としているため、本当に歯磨きをする必要はありません。
上の乳歯が2本生えてきたら、歯磨きスタート

歯ブラシを使った歯磨きが本格的に始まるのは、上の前歯の乳歯が2本生えてきたときです。
一日一回、夜寝る前に歯磨きをしていきます。
この頃は、上の前歯の間が虫歯になりやすいということなので、そこを丁寧に掃除してあげることが大切になることでしょう。
また、歯磨きをした後のうがいですが、この頃の子どもはまだできませんので、お水を飲ませたり、麦茶などを飲ませるようにします。
そして、少し気にかけていただきたいのは、歯磨きが始まるこの頃から、出来る限り夜中の授乳をしないようにして欲しいということです。
歯磨きした後に授乳を行うと、汚れが付着しますので、虫歯の原因になる可能性があります。
夜に子どもが起きなくても良いような工夫(夜にご飯をしっかりと食べさせる。いっぱい遊ばせて、深い眠りを誘う。など)をされてみてください。
おわりに
今回の内容はいかがだったでしょうか。
私は歯がボロボロの子どもを小学校で担任したことがありますが、それを可哀そうに感じていました。
親と居られる時間が短い子どもでしたので、だからこそ習慣をつくることが大切なのだと、考えたものです。
みなさんも一人目の子育てだと、何も分からずじまいで、調べながら何となく取り組んでいるのでしょう。
ですが、当たり前に身につけさせたい習慣は、早い内から習慣づけられるように取り組まれてくださいね。
このブログがその一助になることを願っております。
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