子どものしつけ、いつから?【大切な時期は2,3歳】

靴ならべ 初等教育(小学校)

子どものしつけ、いつから?【大切な時期は2,3歳】

 子どものしつけは大人の責任です。
 それを疑うことができません。
 しかし、そうは言っても「子どものしつけっていつからするの?」や「小さい子のしつけってどうするの?」といったように、しつけについて悩まれている人は多いのではないでしょうか。

 そんなあなたに、子どものしつけの方法と効果的な時期についてご紹介します。

 ↓今回の内容はこちら

  • しつけっていつからするの?
  • どのようにしつけをしたらいいの?
  • しつけで最も大切なことって?
  • 子どもが大きくて…もう手遅れ?

しつけっていつからするの?

 結論をいいますと早い分はいつからでも大丈夫です
 とはいえ、期間をある程度はっきりと教えて欲しいという方もいらっしゃるでしょう。
 特に2~3歳位から、理解するのがグッと早くなりますので、1歳半~3歳の頃に集中して取り組むことが大切かと思われます。

 その根拠にはスキャモンという人が1900年代の前半に作成した「スキャモンの発達曲線」というものがあります。
 これが現代でも保育や子どもの成長を考える際に使われているので、すごいですよね。
 ↓ちなみにこれです。

 ↑の画像の「神経系」と書いてある青い線を見てください。これが脳や神経の成長の仕方を表したグラフです。

 図を見ると、0~4歳ぐらいのときに、神経系を表すグラフが急に上に伸びているので、神経系がとても成長していることが分かりますね。

 4歳までに子どもの脳は急成長する、ということは「子どもはまだ小さくて、教えても分からないだろう」と思っていても、すぐに様々な情報を取り入れることができるようになっていく、ということが言えそうです。

 特に3歳程度には脳は75%程度まで成長していますから、先ほどもお話しした通り、1歳半頃から身につけさせたいことについては教えていくとよいのではないでしょうか。

どのようにしつけをしたらいいの?

 しつけの基本は大きく3つ、「教える」、「お手本を見せる」、「大人も守る」です。
 この中の「教える」と「大人も守る」については、子どもが何歳になっても大切なポイントになります。

 なぜなら、「~するのは当たり前でしょ!」と、自分が知らないことで怒られたり、「私が~してないって? 私はいいけど、あなたはダメよ」など、相手が出来ていないことを、とやかく言われたりするのは、大人になっても嫌ですよね。
 
 しかし、この中で、 「お手本を見せる」 については、適切な時期があると言われてます。
 それは、2~3歳のとき。
 この頃には、お手本を見て行動することができる程、脳が成長します。

 0~2歳までは「~しちゃダメよ」等、危ないことや、してはいけないことを教えていくだけで十分でしたが、2歳を超える頃からしつけが本格的に始まっていきます。
 手の洗い方を教えたり、靴のそろえ方を教えたり、もしくは文字の勉強をはじめるご家庭もあるかもしれませんね。

 その際に大切なのは、「お手本を見せて、子どもができたところを見届ける」ことです。
 先に大人が手を洗って、次に子どもの手を一緒に洗って、洗い方を教える、先に靴をそろえて見せて、一緒に靴をそろえて、靴のそろえかたを教える等。
 それらを気づいたときにやっていくと、子どもが少しずつできるようになっていきます。

 ※(ちょっとズルいかもしれないけれど、)大人も子どもからよく見える部分(靴ならべ等)はいつも意識して行うようにしましょう。

しつけで最も大切な当たり前なこと

 褒める、以上!
 というのは冗談で、では、どのように褒めたらよいのでしょうか。
 
 それは、「~ができて(して)、えらい!」、「~してくれて、お母さんはうれしいよ」といったように【 子どもがしたこと + ほめ言葉 + 親の気持ち 】を組み合わせて褒めること。

 例をあげるならば
 「○○君(ちゃん)が靴をきれいにならべてくれたから、お母さん(お父さん)うれしいなありがとう○○君(ちゃん)」

 または順番を入れ替えて
 「○○君、靴をきれいにならべてくれてありがとう。お母さんうれしいよ」
 といった感じでしょうか。

 これは教育現場でも使われているテクニックの一つである「 I メッセージ」を使った褒め方になります。
 「私が○○と感じた」という意味を表す言葉を使うことによって、相手意識を持つことができ、子どもにより深く届く言葉になります。
 また、褒めるときは子どもの名前を言うと、更に子どもに届くメッセージになりますので、お試しあれ。

子どもが大きくて…もう手遅れ?

 でも気づいたら、子どもはもう小学生の高学年、はたまた中学生、今更しつけをしようとしても…。
 なんてご家庭もあるかもしれません。
 
 お子さんが大きくなってきたら、別の視点から取り組んでみましょう。
 それは、「家族みんなでルールを決める」ことです。
 その際に大切にしてほしいのは、何故、そのルールが必要なのかをハッキリさせるということ。

 こちらも例を挙げるならば、
「食事の時は、” ご飯を味わって食べて欲しいし、みんなで話す時間にしたいから “、スマホを使うのはやめるようにしよう」

「リビングで勉強するときは、” 集中して取り組んだ方が、頭に残るし、早く終わるから “、テレビは消すようにしよう」
 といった感じでしょうか。

 子どもが大きくなってくると、押し付けられたルールには嫌な気持ちをもってしまうかもしれません。
 そのため、子どもと大人が一緒に納得できるルールを作ることが大切です。

 お家の方が大切にしたいこと、それを子どもだけでなく、大人も自分の生活を振り返り、大切にしていくことがこれからの家の生活習慣をつくっていくきっかけになります。

おわりに

 しつけと言うと、難しく考えてしまいがちですが、「ご飯の前にはいただきますをしましょう」、「脱いだ靴はそろえましょう」等、身に着けて欲しいことを教えるとシンプルに考えましょう。
 
 そして、大人も一緒にいただきますをしたり、靴をそろえたりして見本を見せる。
 それは難しいことでしょうか?
 難しいと思うのならば、しつけをしていく上で、今一度、家族の生活を見直していく必要があるかもしれません。

 ですが、”しつけ”と深く考えるのではなく、「お母さん(お父さん)は出来るよ!えらいでしょ!○○君(ちゃん)はできるかな?」と、子どもに声をかけながら、家族みんなで挑戦していくことで、これからの習慣をつくることに繋がっていくかもしれませんね。

 皆さんの子どもを想う気持ちが、習慣となって、未来の子どもたちに届くことを願っております。

コメント