学習をする際に、どれだけ勉強してもなかなか覚えられないということありますよね。
人によっては「どうしてこれだけ勉強しても覚えられないんだ!」と自分を責めてしまうこともしばしば。
しかし、過去の研究結果を見てみると、よりよく記憶に残すための方法がまとめられていました。
勉強の頻度
結論:何日かに分けて少しずつ勉強すべし
勉強の頻度については、短い時間の学習を数日繰り返すことで記憶が定着されていきます。
一夜漬けのように一度に長時間勉強するよりも、一日20分を数日に分けて取り組むことが、定着には良いことが研究でわかっています。
人の記憶している情報をどれくらい忘れずにいられるかをまとめた「エビングハウスの忘却曲線」によると、人は学習したことを20分後には40%以上忘れてしまいます。
そのため、一度に覚えようとすることは、かなり効率の悪い学習方法となります。
しかし、復習を挟むことで、その記憶は定着しやすくなっていきます。
長期で覚えるためには、小まめに勉強を挟むことが大切なんですね。
勉強の方法
結論:一度勉強したら、ひたすら問題に取り組むべし
勉強の方法については、何度も本を読むのではなく、一度勉強したら何度も問題に取り組むことが最も記憶に残ることが研究によって明らかになっています。
よくある勉強方法として、勉強したことをノートにまとめる、教科書を何回も読むというものがありますが、何度も思い出そうとする学習方法が最も記憶に残るようです。
つまり、自学を行う際には、まとめるよりも問題を解く方がテスト勉強としては有効であるということですね。
皆さんの学習が、ただ写すだけ、まとめるだけにならないように変えていくことが大切ですね。
大人になると
大人の勉強方法としては、学習したことを実際の仕事の中で使いながら、その効果を確かめるということをしていきます。
つまり、大人になって、「もっと勉強しておけばよかった」と感じるのは、勉強の方法を体感を通して理解していったからかもしれません。
勉強が苦手、勉強の何が良いのかが分からないという方は、努力が実を結ぶようにするためにも、まずは覚え方から身につけていくのがよいかもしれませんね。
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