夢や目標を叶えるために「④習慣の作り方」

成功哲学

 今回は目標を叶えるために大きな力となる「習慣」について話をしていきます。
 習慣とは、毎日繰り返されるもので、自然としてしまうもの、例えば朝決まった時間に起きること、歯を磨くタイミング、風呂に入る時間など、人はそれぞれに習慣を持って生きています。
 その当たり前にこなす習慣の中に成長に関するものがあればどうなるでしょう?
 もうお分かりですね。
 当たり前にすることですので、大きな苦労することなく、成長が続いて行きます。
 それは、目標の達成へと自分を導いてくれることでしょう。

水降
水降

人生とは習慣が連続したものです。
今までの習慣が自分を作ってきたように、これからの自分もまたこれからの習慣によって作られて行きます。
始めるのはいつからでも構いません、
自分の目標を達成するために、まずはゴールの決定から始めてみませんか?

前回の記事

習慣ができるまでに重要な3つのポイント

 そんな習慣ができるまでには、何度も繰り返すことが必要になっていきます。
 しかし、その繰り返すというハードルをなかなか超えることができません。
 それは、ホメオスタシスという人間の変化を嫌う性質が影響しているのですが、それを味方につける ために「モチベーション」「ゴール」「取り組みやすさ」の3つのことを意識してみましょう。

ゴール

 1つ目のポイント「ゴール」について話をします。
 ゴールというのは、しっかりとした目標を決めることです。
 目標については以前の動画で話をしましたので、ざっくりと話をしますが、自分が「本当に達成したいこと」を決めます。

 そして、その目標を達成するために小ゴールを設定して行きます。
 小ゴールとは、その大ゴールを達成するための重要な一部です。
 例えば、ダイエットであれば、〇〇kg痩せるための小ゴールとしては「運動の習慣を作る」「食事のルールをつくる」「協力者を得る」などでしょうか。
 これらの小目標をクリアしていくことで最終的には大ゴールの達成へと近づいていくことができます。

取り組みやすさ

 2つ目のポイント「取り組みやすさ」について話をします。
 先ほど話をした小ゴールをさらに細分化することがこの項目になります。
 先ほど話をした「運動の習慣を作る」では、取り組みを細分化すると「着替える」「スニーカーを履く」「準備運動」「ウォーキング15分」「スクワット10回」「腕立て伏せ10回」など、やることを細かく決めておきましょう。
 その中で取り組みが難しいものがあれば、行動の内容を変えていくことが必要です。
 例えば、運動用の服を持っていないのであれば、運動用の服を用意する必要があるので、服を購入するなどの小ゴールが追加されます。

モチベーション

 3つ目のポイント「モチベーション」について話をします。
 モチベーションとは、日本語ではやる気と言っても良いかもしれません。
 習慣を作るためには最短3週間、約3ヶ月続ける必要があります。
 その間、モチベーションを維持するための手立て、つまりご褒美を用意することが効果的です。
 例えば、ダイエットでしたら、運動したらダイエットコーラを飲んで良い、などですね。
 この時のポイントは、ご褒美はすぐに手に入るものにすることです。
 運動したら一ヶ月後にケーキを食べる、などの遠い未来にご褒美を設定すると、それは効果が薄いものになります。
 他には、漫画を一冊読んで良い、動画を見て良いなど、簡単に手に入るご褒美を用意すると良いでしょう。
 しかし、そのご褒美が目標達成の邪魔になるものにならないように気をつけることをお忘れ無く。

習慣になるまで

 先ほども述べましたが、習慣を作るためには約3ヶ月継続することが必要になります。
 それも、時々するではありません。

 毎日目標に向けた活動を続けていく必要があります。
 そのために、先ほど述べたように一日することを細分化して、継続しやすくすることが重要になっていきます。

もし、出来ない日があったら

 しかし、急な用事などでどうしてもできない日が出てくることがあります。
 そんなとき、目標が達成できなかったことによって、悲観的になってしまう人もいるかもしれませんね。
 「やると決めたのにできなかった自分はダメだ」みたいな感じで。
 そのような精神的な悪影響もさることながら、何もしない日を作ると習慣作りが途絶えてしまう危険性があります。
 何もしない日を3日連続でつくると、習慣化は途絶えかけと見てよいでしょう。

 そこで、予定が入った日には「〇〇をする」といった代わりの案を用意しておきましょう。
 例えば、運動を例にあげるなら、雨の日のメニューを考えておく、着替えが乾かないことを考えて、運動用の上着だけを用意しておく、夜遅くに帰ってきた日にはストレッチだけをするなど、代替案が考えられます。
 できなかったときに備えることで、継続する習慣を途切れないようにしていきましょう。

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