「人生での選択で一度も後悔したことない」という人。
そんな方には、この記事は不要かと思います。
今回の記事は、私みたいに「こうしておけば良かった」「何であのとき、こうすると決めたんだろう」と後悔してしまう人に向けて、DaiGoさんの「後悔しない超選択術」を紹介します。
後悔ない選択をするためにはどうしたら良いか、要点のみ、ざっくりと見ていきましょう。
人生の最後にどんな後悔をすることが多い?
人は1日に70回の選択をしていると言われています。
そのように沢山の選択をしていると、後悔をすることもあるでしょう。
そして人は、その人生の最後に差し掛かったとき、大きな後悔を抱くことが多いそうです。
それは以下の5つ。
- 他人の期待にしたがって生きすぎた
- 働きすぎた
- 素直な感情を表現しなかった
- 友達に連絡をあまり取らなかった
- 自分をもっと幸せにすれば良かった
どれもが、最後の「幸せ」という言葉に関わってきそうですね。
選択についての誤解
人々は、選択について3つの大きな誤解をしているとDaiGoさんは言います。
正しい選択がある
未来は決まっている訳ではなく、未来は何が起こるか分からないもの。
選択をしたからといって、完璧な正しい選択はなく、どちらかと言えばこちらの方がいいというベターな選択があるだけ。
なので、後悔しない選択をする必要があります。
今の成功は過去の自分の選択でできている
過去の選択による良い影響はごくわずか。
「自己奉仕バイアス」によって、過去の自分の成功を過大評価しているだけ。
過去の選択に従っていては大きなミスをすることもあるので、過去の選択は常に見直す必要があります。
選択肢は多ければ多いほど可能性も広がる
選択肢が多いと、悩む時間・後悔が増える。
これにより「選択回避の法則」がはたらき、現状維持を選ぼうとしてしまう。
つまり、沢山の選択肢は判断を鈍らせることに繋がります。
後悔しないためには自分の判断スタイルを知ろう
後悔しないためには自分の判断スタイルを知ることが必要です。
皆さんはどのタイプに該当しますか?
- 合理的…なぜそれが良いのかを考えて決定する。(全体の31.1%)
- 直感的…これが良い気がする!と直感で決める。(34.4%)
- 依存的…誰かに決めてもらう。有名人の意見に左右される。(8.6%)
- 回避的…決定をつい先延ばしにしてしまう。(22.5%)
- 自発的…とりあえず決める。それから考える。(3.3%)
※()はDaiGoさんのニコニコチャンネルでのアンケート結果の数値。
この中で、最も後悔しないのは「合理的」タイプ。
合理的タイプになるためには、自分が感情的になっていないかを普段から省みる必要があるようです。
合理的な判断ができるようになるために
合理的な判断ができるようになるためには以下の5つのことを繰り返す事が大切だと語られています。
- 自分のした選択について振り返り、評価する … 他の選択肢はなかったか、満足しているか
- 楽をしない … 根拠のない感覚や、誰かの意見に流されていないか
- 長期的に考えてみる … 1年後、10年後に後悔しないか
- 選択の自信過剰、楽観的傾向を意識し小テストを行う … Twitterアンケートや知人の投票で、周りと自分とのズレを明らかにしてみる
- 過去の経験、失敗から学ぶ … 他人の失敗をノートにまとめておくことで気付けるように
判断をしたら受けとめよう
結果の受け止め方は大きく2つに分類されます。
- マキシマイザー(完璧主義)…最高を求める
- サティスファイザー(完了主義)…ある程度で納得
この二つの中では、サティスファイザーになることが大切になっていきます。
そこで、マキシマイザーの人は、以下のことに気をつけるとよいかと思います。
- 「客観的に最高の選択肢がある」という前提を捨てる
- 判断したらマイナス面ではなく、ポジティブな面を見つけていく
マキシマイザーの人は、つい「ここがダメだった」という感想を持ちがち。
しかし、その選択には良い面もあるはずです。
その良い面を見つめ、自分の中で最大化できるようにしていくと、満足できるようになっていくのではないでしょうか。
おわりに:本のリンク(Amazon)
ざっくりと前半部についてまとめてみました。
後半部の記事は、また後日投稿しようと思います。
私は昔は直感型のマキシマイザーでしたが、今は直感型のサティスファイザーといった所でしょうか。
マキシマイザーのガチガチ思考から、サティスファイザーのある程度でOKな思考になることで、随分人生を生きやすくなったような気がします。
同じ事象でも受け止め方ってとても大切なんですね。
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