新型コロナウイルス、小さい子に関わる対策・情報

新型コロナウイルスが流行っている中、東京で多くの人が感染しているというニュースが流れてきて、不安を大きくしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、すでにご存じの方も多いかと思いますが、小さい子がいるご家庭で気にすべきコロナ対策や情報についてご紹介します。
↓今回の内容
- コロナは何歳であろうとかかる
- 基本の対策は手洗い・うがい +迷信
- 母乳を通しての感染はしない、と言われています「が」
コロナは何歳であろうとかかる

コロナについて、若い子はかからない、といった情報を見聞きした方は多いかと思いますが、それはデマです。
新型コロナウイルスは幼い子からお年寄りまでかかる可能性がありますし、実際にアメリカでは10歳の子が亡くなっています。
(コロナウイルスは風邪菌の一種ですので、感染する人もいれば、亡くなる人もいるのは当たり前なのかもしれませんが)
小さい子がコロナにかかった場合、発熱や咳といった症状がでることがありますが、鼻水の症状がでることは少ないようです。
基本の対策は手洗い・うがい +迷信

もはや言うまでもないですよね。
コロナウイルス対策の基本です。
外から帰ってきたら手洗い・うがい、可能なら手の消毒をする。
他には
・上着などの洋服を部屋に脱ぎ散らかさない。
(可能なら玄関近くに上着かけを用意する)
・時折、部屋を消毒する。
など、部屋にウイルスを持ち込まない、ウイルスを取り除く方法が対策として考えられます。
さて、ではここからはコロナウイルスに対する迷信の一部に対する答えを紹介します。
- ゴマ油を塗っても効果なし
- ニンニクは健康によいけど、コロナに効くという研究はなし
- 鼻うがいは感染症には効果なし
確かにニンニクはガンに効果がある食材という研究結果もありますが、コロナに対して効くか、と言われると研究結果がありませんので、今はまだデマでしかありませんね。
むしろ、子どもの料理に使うには刺激が強すぎますので、もし使う場合には量に十分気を付けてください。
これ、WHOのQ&Aを見てみると、アルコールや塩素を全身にスプレーすると…と書いてあって 「もしかしてアルコールや塩素をかぶった人がいるのかな?」と思ってしまうほど、私たちにとって当たり前すぎることも書かれてあります。
母乳を通してコロナに感染はしない、と言われています「が」

日本小児科学会によると、中国からの報告によると、母乳を調べてみたが母乳内にはコロナウイルスはなかった、ということが分かっています。
しかし、母乳を与えようとした際に、子どもに近づく、子どもが飲んでいる最中に咳をしてしまい子どもに感染させてしまう、といった可能性があります。
子どもに近づかないという意味では搾乳機を使うことも考えられますが、無難なのはミルクを使うことでしょう。
おわりに
基本は親がコロナウイルスにかからないことが一番です。
不要不急の外出を避ける、多くの人が集まる屋内に行かないなど、当たり前かもしれませんが、その当たり前を大切にしてください。
コロナウイルスは薬の手に入らない風邪、そんなイメージが広く広まっていますが、 風邪を引いた子どものお世話は大変ですよ。
特に自分が風邪を引いたときのお世話はとてもシンドイですので、自分と子どものことを考えて、たかが風邪の仲間、と軽く捉え過ぎないように気をつけてくださいね。
参考Webサイト
- 公益社団法人 日本WHO協会
- 公益社団法人 日本小児科学会
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