暑い夏に麦茶!でも、作った麦茶の保存期間って?


最近、暑いですね。

そうですね。
いよいよ本州も梅雨入りしましたし、じめじめとした暑さが嫌になります。

そんなジメジメも麦を使ったビールでぷはーっと!解消!って話でしたっけ?

いえ、今日は麦は麦でも、赤ちゃんからお年寄りまで飲める麦茶のお話です。
特にこれからの時期は食中毒などの衛生面が気になるところですからね。

確かに、麦茶ってすぐに悪くなりますよね。
夕方になるとぬるくなった水筒の麦茶から変な臭いや変な味がした子ども時代を思い出します。

私もありましたね…。
そこでまずは保存期間についての引用です。
麦茶を入れ替える容器が清潔にされていることを前提として、やかんで煮出した場合は、冷蔵庫で保管していただいて、1~2日ぐらいです。冷水で出した場合も、同様に1~2日になります。ただ、麦茶は生ものですので、 出来るだけ作った当日に飲み終わるようにしてください。
全国麦茶工業協同組合ホームページより

1~2日ぐらいが飲み干す目安と考えてよさそうですね。

冷蔵庫の中にある麦茶3日目ぐらいな気がする…。

あるあるですね…。
麦茶を水筒に入れて持って行く際の注意は?

さて、これからは水筒の中で酷い味になってしまわないようにするためのお話です。

でも、結局氷を沢山いれておけばいいんじゃないの?
氷でキンキンに冷やしておけば、菌も増えないだろうし。

そうですね。
それも大切なポイントの一つです。
水筒に氷を入れて冷たい状態を保つことが必要になります。

一つということは他にもあるの?

ええ、他には水筒を綺麗にしておくということです。
特に最近の水筒は直飲みの水筒が増えてきましたからね。
水だけで洗っていると、大腸菌類が残ってしまうという研究もあります。

大腸菌って何か嫌だな…。

食中毒の原因になる菌でもありますからね。
さて、その菌の発生を防ぐためにはやはり、消毒が必要です。

消毒とか面倒…。

まぁ、そう言わずに。
薬を使った除菌もありますが、煮沸消毒など熱湯につける消毒もまた効果がありますよ。
おわんに水筒の飲み口を入れて、沸騰したお湯を注いで10秒待つだけでも違いますから。

それなら簡単そうだな…。

ぜひやってみてくださいね。
おわりに
本日6月1日は麦茶の日です。
そして、2020年の北日本の方でも梅雨入りが発表された日でもあります。
これからの時期、食中毒やO-157といったものがまた巷をにぎわせるのでしょう。
それらを防ぐためには、これから食べ物は冷蔵庫に入れる、しっかり火を通すなどの対策が必要不可欠です。
消毒を行うための薬品がもし手に入りにくい場合は、先ほど書きました通り、煮沸消毒でも構いませんのでご家庭で取り組まれて見てください。
消毒グッズ
参考論文・サイト
- 水出しで作る冷茶の保存性(2016)岡崎 貴世、茶業研究報告 122 号 p. 21-25
- 水筒の細菌汚染および使用実態調査(2016)山田 正子, 松尾 美砂, 細山田 康恵、日本食生活学会誌 27 巻 1 号 p. 66-70
- 全国麦茶工業協同組合ホームページ(http://www.mugicya.or.jp/qanda/index.html)
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